OJJ-Rescue Boat OJJRESCUE ボート

西日本豪雨による被害

平成30年7月、西日本を中心に上陸した台風7号及び
線状降水帯の影響により集中豪雨に見舞われ電柱が倒れ、
多くの人が家屋に取り残され多くの方が被害に遭われました。
一般的なインフレータブルボートでは
救助活動を行えるような状況ではありませんでした。

OJJ-Boat Point OJJボートの特徴

常識を変える

どんな過酷な状況でも安全に救助活動を行うためOJJボートは構造・船外機・表面素材にこだわった「救助」に特化したボートを採用しています。
トンネルハル構造

01

トンネルハル構造による
ジェット船外機とのマッチングが
安定性の高い走行を実現

02

世界最軽量の実用的な
ジェット走行を可能にする
SUZUKI9.9hpを採用
SUZUKI jet船外機の採用
PVCと特殊素材を使用したボートチューブ

03

チューブはPVCと
特殊素材のハイブリッド

特殊強化素材の耐久試験

OJJボート 特殊強化素材の耐久試験
優れた耐擦過性能を誇る特殊強化素材

ボート底面に採用されている特殊強化素材は浅瀬走行時や陸乗り上げ時の岩や貝殻また粗砂などにより大変な摩擦不可がかかります。
一般的インフレータブルボートに使用される船体素材(PVC)とOJJボートに使用されている特殊強化素材とを一定の同じ負荷摩擦をかけて両素材の耐久性比較テストをしてみました。

PVCは摩擦をかけ460回目に素材(写真A)が破れてしまったのに対し、特殊強化素材(写真B)は1060回の摩擦をかけても破れることはありませんでした。

OJJ_PVC負荷摩擦結果
A:PVC負荷摩擦結果
OJJ_特殊強化素材の負荷摩擦結果
B:特殊強化素材の負荷摩擦結果
集中負荷破断耐久テスト

PVCと特殊強化素材それぞれの素材の上から垂直真下方向に、十字ドライバー先端をセットし一定の力を加えて突き刺し、素材の破断突き抜け耐久度をテストしました。
PVCに比べ特殊強化素材は突き破るまでの素材弾力性は13.6/17.1と25%増でした。

試験モード シングル 試験種類 圧縮
速度 4mm/min 試験片形状 平板
バッチ数 1 サブバッチ数 4
名前 最大点_試験力 最大点_ストローク
パラメータ 全エリアで計算 全エリアで計算
単位 N mm
PVC 473.746 13.6018
特殊強化素材 293.446 17.1411
OJJボート使用素材の集中負荷破断耐久テスト
静岡県浜松工業技術支援センター
耐久テスト実施施設
静岡県浜松工業技術支援センター