OJJレスキューボート OJJ-Rescue Boat 激甚化・頻発化する豪雨災害 地球温暖化等の気候変動により世界的に異常現象による災害が頻発しており、日本各地でも豪雨災害が頻発し大きな被害をもたらしている。記録的な大雨となった平成29年九州北部豪雨、平成30年豪雨や、令和元年東日本台風をはじめとする豪雨災害などにより甚大な被害を発生させている。 OJJレスキューボートの特徴 OJJ-Rescue Boat Point 常識を変える OJJでは、ボートの安全性と走行性能を引き出す構造や 船底部の摩擦抵抗から船体を護る特殊強化素材を使用した救助に特化したボートを提供しています 01トンネルハル構造とジェットのマッチングが 高い走行性能と安定性を実現する 02世界最軽量の実用的なジェット走行を可能にするSUZUKI9.9hpを採用 03ボートハル側には TPUの擦れに強い 特殊強化素材を装着 特殊強化素材の耐久試験 優れた耐擦過性能を誇る特殊強化素材 ボート底面に採用されている特殊強化素材は浅瀬走行時や陸乗り上げ時の岩や貝殻また粗砂などにより大変な摩擦不可がかかります。 一般的インフレータブルボートに使用される船体素材 (PVC)とOJJボートに使用されている特殊強化素材とを一定の同じ負荷摩擦をかけて両素材の耐久性比較テストをしてみました。PVCは摩擦をかけ460回目に素材(写真A)が破れてしまったのに対し、特殊強化素材(写真B)は1060回の摩擦をかけても破れることはありませんでした。 A:PVC負荷摩擦結果 B:特殊強化素材の負荷摩擦結果 破断突き抜け耐久テストの実施 PVCと特殊強化素材それぞれの素材の上から垂直真下方向に、十字ドライバー先端をセットし一定の力を加えて突き刺し、素材の破断突き抜け耐久度をテストしました。PVCに比べ特殊強化素材は突き破るまでの素材弾力性は13.6/17.1と25%増でした。 試験モードシングル試験種類圧縮 速度4mm/min試験片形状平板 バッチ数1サブバッチ数4 名前最大点_試験力最大点_ストローク パラメータ全エリアで計算全エリアで計算 単位Nmm PVC473.74613.6018 特殊強化素材293.44617.1411 施設協力/浜松工業技術支援センター OJJ-R380 + JET船外機だからできる走行性能 陸への乗り上げJET噴出口が船底より飛び出ない設計になっているため、緊急時には陸への乗り上げが可能です。 浅瀬・岩場走行プロペラを使用していないため、滑走時であれば水深10㎝の浅瀬でも走行が可能です。 網・フェンス走行網などの浮遊物の走行でも網を巻き込む心配はありません。 陸上への移動台車による上陸が可能です